寿司 中国滞在中、いろいろ世話をしてくれている先生、学生達と一緒に香格里拉飯店(シャングリラ・ホテル)杭州のランチバイキングに行ってきた。さすがアジア有数のリゾートホテルらしく、ホテルも立派。東南アジアなどを旅するたびに、一度、シャングリラで食事や宿泊をしてみたいと思っていた。「ランチバイキングなら、手が出るだろう」と思い利用することにした。
 レストラン自体は、ゆったりとしたスペースが取ってあり、まずまずの雰囲気。バイキングのメニューに寿司があると聞いていたので、内心、久々の日本料理にありつけると期待していた。しかし、並んでいる寿司がこれ!(写真)。「これはないよなぁ」と思いつつ、寿司は寿司と思い口にしたが、日本人には食べられたものでない。学生達に「日本料理だ」といって勧めたが、後から撤回した。日本で見たことのない、キュウリやニンジンがのせてあるだけの寿司。しかも、ご飯は酢が効いてない上に、中国米を使用している。しゃりとネタがあわず、とにかくまずい。中国で日本食を期待したのが間違いだった。他の食べ物も、正直、この程度か?というレベル。ランチに力が入っていないのだろうか?欧米人が多く食べに来ていたが、これも中国のホテルや飲食店が、あまり洋食を充実させていないからだろう。ビジネスホテルならまだしも、リゾートホテルで、ランチとはいえ食事がこれではリピートは厳しいな?と勝手に会社経営のことを考えてしまった。
 一時間ほど食事をして、今日は私のおごり。値段を聞いてビックリ。一人当たり205元だった。私の宿泊しているホテルの1泊より高い。値段、味、品揃えで評価すると、私的には完全に落第点なのだが・・・。やはり、シンガポールのリゾートホテル、ブランドの構築と高級感を出すのはうまいが、中身は・・・。出費は嵩んだが、勉強代と思うことにした。期待が大きかっただけに残念だった。