ある委員会で、元官僚の先生が、学生向けディスカッションの教材を作成してきてくれた。

内容は、為替と企業経営に関するもの。

架空の会社だが、¥−$ $−ユーロの計算。
米国子会社からの配当。
剰余金のドル建て運用のリスクなどが含まれておりよくできている。

今一番ホットな問題は為替だとのこと。


しかし、本学の学生の学力では、とても・・・という意見が多数。

「この程度のことに関心を持ち、意見を述べることが出来るのが社会のスタンダード」という反論コメント。

「為替のことなど、今や主婦だって関心を持っている」

これを聞いたとき、ふと感じるものがあった。

いつの間にか、学生のレベルが低いと次元の低い話題や内容を提供してきたのではないかと。

高校時代の主要科目の成績が悪くても、投資やお金の運用には長けている人間も居る。新たな知識を吸収し、考える力を得ようとする機会をもっと与えていく必要があるのかもしれない。


教員というのは、もっと学生に期待するべきだし、期待する気持ちを忘れてはならないのではないだろうか。