早大が利付き学校債10億―15億円 10年満期、卒業生や企業対象

 早稲田大学は、卒業生などを対象に「学校債」と呼ばれる独自の利付き債券を、早ければ今夏にも10億―15億円規模で発行する見通しだ。金融危機で資産運用が低迷、少子化により授業料収入の増加も見込めないため、資金調達手段を多様化する。無利息で卒業時に償還するのが一般的な学校債を、財政規模の大きな大学が利付きで発行するのは珍しい。

 早大が発行を検討しているのは卒業生や特定企業などに対象を絞った私募形式。10年満期で利率は10年物国債の半分程度を想定している。調達資金は校舎など施設整備費に充てる。現在では立命館大学など一部にとどまっている定期的な発行も検討する。ノウハウを蓄積して将来の公募債発行につなげたい考え。(NIKKEI NET 07:01)



大学も学校債を発行して資金調達しなければならない時代なのか。
マンモス大学あたりは、キャッシュフローが潤沢で、・・・と思っていたが、そうでもないのか、それとも低利で調達できるときに調達しておこうということか。

もっとも、相当な愛校心でもあれば別だが、国債の半分の利回りでお金が集まるのだろうか?素朴に疑問に思うが・・・

別の見方をすれば、早稲田は、日本国よりもデフォルトのリスクが小さいということだろうか?