京セラの稲盛名誉会長の本に書かれていることに、
人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」という公式がある。
能力があっても、考え方のベクトルがなければ結果に結びつかないという話。
 今朝、読んでいた新聞にもあったが「資格、資格」で就職難の中、妙に資格取得を煽っているのが現在の大学教育の一面。資格取得というのは、上の公式に当てはめれば、「能力」に当たる。
 しかし、「能力」があっても、それを結果に導く「考え方」の方向性が誤っていたり、「熱意」が欠けていたら、どうにもならない。(もちろん、能力があっても熱意がない、考えない場合も駄目)
 近年の大学教育で、本来必要とされる部分は、「考え方」の教育や物事に熱意を持って取り組める人間育成にあるように感じる。

 ついでながら、鹿児島大学に稲盛会館というのがある。ふと中国寧波大学の包玉書科学館を思い出してしまった・・・。