帰ってきた「再・見日記」

d3b7d4b6.JPG私の宿泊先の徒歩圏内に信義坊というグルメ街がある。以前、紹介したイタリア料理店もこの通りにある。とても綺麗に整備されているのだが、中心部からはずれているからか、人が少なく、最近は空き店舗が目立っていた。この通りに、ユースホステルがオープンした。グルメ街にユース?と思うかもしれないが、グルメ街の空き店舗を改装してユースにするというのは、なかなか良いアイディアだと思う。理由は、人が泊まる以上、食事問題がついて回るからだ。グルメ街にあれば、国内外から来るバックパッカー達に近所で好きな店を選んで食べてもらえばよい。一般的なホテルでは、宿泊と食堂の両方の稼働率を考えなくてはならないが、グルメ街にあれば、本業である宿泊の稼働率だけを考え、「食事」という人それぞれ好みが様々で、やっかいな問題は旅人の選択に任せることができる。グルメ街の空き店舗の活用として、ユースを誘致したことは面白いアイディアだと感じた。ちなみに、部屋は2人〜8人の利用になるが、最高120元、最低45元で宿泊できる(会員はさらに安い)。ユースに安く泊まって、グルメ街で現地の料理を楽しむのも良いかもしれない。

ご飯定職
「JAL HAPPY BAR」で知り合った日本人の方と食事に行ってきた。場所は、四季吉という和食のお店だ。日本では、一度会っただけで今度ご飯を食べに行こうと誘いにくいものだが、さすがは海外生活。日本人同士は誘いやすい。しかも、四季吉というお店もホテルから歩いて15分程度の所にあった。ちなみに、今日、一緒に食事したのは、リンクにもある「杭州・寧波情報広場」の制作者2人。彼らの情報広場からスクエア・カードを申し込めば、HPに記載されている日本料理屋やカラオケ屋が割引になる。日本ではよくあるサービスが、中国にない。ここに目をつけて仕事をしているとのことだ。杭州や寧波に注目したことも目の付け所が良いと感じた。
 せっかくなので、今日食べた定食の写真をUP(右)。左のてんこ盛りのご飯は、以前、中国の食堂で撮影した写真。右は、今日の生姜焼き定食。ご飯の量が全く違う。ちなみに、この定食は15元。なかなか良いお店だ。ただし、日本料理店でも日本語はほとんど通じない。

交通中国で印象的なことは、自転車の多さ。数が数だけに道路には、歩行者、自転車、自動車の専用道路がある。(写真はホテルから撮った交差点の風景。)人が多いわけだから、当然の配慮だともいえる。そして、次に印象的なのは、クラクションを鳴らす人の多いこと。信号を無視して渡る人や横断歩道を渡らない人が多いだけに、鳴らさざるを得ないのだろうが、うるさいくらい鳴っている。朝は目覚ましではなく、自動車のクラクションで起きてしまうほどだ。そして、最後に交通マナーだが、これは日本と比べものにならないくらい悪い。人が歩いていても自動車が右折してきたり、反対車線に出て追い越しをかけたりと運転手も運転手だが、歩行者も信号無視は当たり前だ。ただ、交通マナーが悪い割に、交通事故が少ないようにも思う。皆が交通ルールを無視しているから、余計に注意して運転、横断する。だから交通事故が少なくなる?マイナスとマイナスを掛けたらプラスになるというような話だが、・・・?。

寿司 中国滞在中、いろいろ世話をしてくれている先生、学生達と一緒に香格里拉飯店(シャングリラ・ホテル)杭州のランチバイキングに行ってきた。さすがアジア有数のリゾートホテルらしく、ホテルも立派。東南アジアなどを旅するたびに、一度、シャングリラで食事や宿泊をしてみたいと思っていた。「ランチバイキングなら、手が出るだろう」と思い利用することにした。
 レストラン自体は、ゆったりとしたスペースが取ってあり、まずまずの雰囲気。バイキングのメニューに寿司があると聞いていたので、内心、久々の日本料理にありつけると期待していた。しかし、並んでいる寿司がこれ!(写真)。「これはないよなぁ」と思いつつ、寿司は寿司と思い口にしたが、日本人には食べられたものでない。学生達に「日本料理だ」といって勧めたが、後から撤回した。日本で見たことのない、キュウリやニンジンがのせてあるだけの寿司。しかも、ご飯は酢が効いてない上に、中国米を使用している。しゃりとネタがあわず、とにかくまずい。中国で日本食を期待したのが間違いだった。他の食べ物も、正直、この程度か?というレベル。ランチに力が入っていないのだろうか?欧米人が多く食べに来ていたが、これも中国のホテルや飲食店が、あまり洋食を充実させていないからだろう。ビジネスホテルならまだしも、リゾートホテルで、ランチとはいえ食事がこれではリピートは厳しいな?と勝手に会社経営のことを考えてしまった。
 一時間ほど食事をして、今日は私のおごり。値段を聞いてビックリ。一人当たり205元だった。私の宿泊しているホテルの1泊より高い。値段、味、品揃えで評価すると、私的には完全に落第点なのだが・・・。やはり、シンガポールのリゾートホテル、ブランドの構築と高級感を出すのはうまいが、中身は・・・。出費は嵩んだが、勉強代と思うことにした。期待が大きかっただけに残念だった。

中国の大学生で自動車を持っている者は、さすがにいない。こういう旅行は、旅行会社に依頼して、一番安いバスで行くのが大学生の旅行のようだ。綺麗でカラオケまでついている日本の観光バスとは違い、古く汚い。しかし、バスの中は明るい。帰りのバスの中では、女性達が声を合わせて歌を歌っていた。もちろん、音楽は流れていない。日本なら、女性の方が何事にも恥ずかしがるのだが、中国では、女性達が積極的に歌を歌う。楽しいときは、皆で歌を合唱するようだ。
 帰りのバスの中で、女の子達が楽しそうに歌を歌っているので、「11月にカラオケに行こうか」と提案すると、「11月は、コンピュータの試験や英語の統一試験があって勉強しなければならないので、今日しか空いてない」という反応。結局、中国へ来て2度目のカラオケに行くことになった。

 40人は入るステージのあるカラオケルームを予約。女性も男性も恥ずかしがらずに、マイクを握って歌を歌う。私も「北國之春」を披露することになった。「北國之春」は中国版もあるようで、中国のカラオケ屋でも必ずある日本の曲だ。中国のカラオケ屋に日本の曲があるのは助かるのだが、歌うとなると、他は「say yes」くらい。海外に行くときは、「北酒場」「北国の春」「Say Yes」を練習しておく必要がありそうだ。

バーベ1バーベ2
 観光の後は、待望のバーベキュー。中国人もバーベキューをするわけだが、場所がユニーク。「農家の庭」をかりてする。バーベキューの準備をして初めて知ったのだが、日本と違い「網」がない。たまたまなのか、中国ではそうなのか分からないが、細長い鉄のケースに炭を入れ、串刺しにした食材を置いて焼く(写真、左)。
「やはり中国だな〜」と感じたのは、日本なら先生の所に学生達が出来上がった料理を持ってきてくれる、もしくは焼くだけにしてくれると思うのだが、こちらは違った。自分のことは自分でしなければ、食べ物にもありつけない。串で食材を刺す人、焼く人を分けた方が効率的なように思うが、串で刺す作業から、焼いて食べるまで、全て一人でしなければならない。焼いた物が食べきれなくなると、先生の所に持って来るのだ。
 こういう小さい違いは抜きにして、皆で食べるというのは楽しいものだ。日本にいるときも、学生を連れてバーベキューをしたことがあるが、こういう機会は本当にあって良かったと思う。バーベキュー終了後に、一緒に仕事をした班のメンバーと写真を撮った(写真、右)。写真を撮るときは、「1,2,3」。皆で「茄子(チェズー)」と言う。日本で言えば「ハイ、チーズ」だが、中国では「チーズ」でなくて「茄子」だった。

08835603.JPG 今日は浙江大学のクラス旅行に参加してきた。以前にも書いたことではあるが、中国の大学はクラス制がとられている。1年生のときに分けられたクラスで、ほぼ4年間各種イベントをクラス幹事の主催で行う。年に数回旅行も実施している。今回は日帰り旅行に参加した。行き先もしっかり把握せずに、ただ、バーベキューをすることと参加費が50元だという話だけ聞いて、8時メインゲート前へ。行き先は、杭州の郊外にある「霊山風景区」だった。参加者は、50人。女性が半分だ。工場見学でもなんでもなく、クラス単位で旅行をしているというのは意外な気もした。内容は、観光とバーベキューを通じて、学生同士の親睦を深めるといったものだった。バーベキュー以降の話は、後ほど投稿するとして、簡単に霊山風景区という観光地について紹介。ここはガイドブックにもあまり載っていないが、巨大な鍾乳洞がある。中国の観光地と言えば、日本と比べ物にならないくらいスケールが大きい。そのスケールの大きさは、長い距離を歩くことにもつながるのだが、ここもそうだった。洞窟を抜けて頂上にたどり着くと、そこには微笑ましい表情の仏像がある(写真)。
 日本の仏像は無表情なのに、中国の仏像はなんか微笑ましいものが多く感じる。これもお国柄なのだろうか?

f93f4eed.JPG 杭州ナビで、JALの杭州支店がサークルを作っていることを知った。せっかく杭州に来ているので、なんでも参加しようと思い、メールでサークル入会を申請。さっそく、今日22日18時から「JAL HAPPY BAR」が日本航空オフィスで催された。今回で4回目の開催。毎月第3金曜日に開催しているとのことだ。どんな人が杭州で滞在しているのか関心があり参加したのだが、予想以上にいろいろなメンバーが集まり、楽しい時間を過ごすことができた。中国で働く日本人の方々のお話は、私のように学校に来ている人間にとってとても新鮮。詳しく記述はできないが、海外で、こうやって日本人同士の交流に参加する機会に恵まれたことは、自分にとってとても有意義なことだったと思う。こういう機会を設けてくれている日本航空の社員の皆さんに、本当に感謝!(写真は、日本航空杭州支店支店長と私。)

飛来「飛来峰・霊隠寺」。ここも杭州の観光名所の一つだ。飛来峰は、その山自体がインドから飛んできたという伝説の山(もちろん、伝説)。飛来峰に限らず、杭州の観光名所は、どこも伝説・逸話が存在している。飛来峰には、岩を掘って作られた像がある(写真はもっとも有名な像)。この他にも、洞窟の岩に大きなお坊さんの手形がある(暗いところにあり見つけるのが大変)。
 そして、「霊隠寺」。中国のお寺は、壁が黄色に塗られており、一見、派手だと思う。お坊さんの袈裟も黄色だから、寺が黄色の壁でも何らおかしくはない。日本と違ってお坊さんになるということは、家を出ることであり、もちろん、結婚もできない。また、霊隠寺には、日本人なら多くの人が知っている空海の像がある。空海もここ杭州の霊隠寺で修行をしたようだ。霊隠寺には、3つ仏像が置かれた仏閣がある。3つというのは、「過去・現在・未来」それぞれの仏様がまつられている。飛来峰へ入るために、20元、霊隠寺に入るのに20元。どこへ行ってもお金がかかるのは、日本の観光地と同じ。

 「中国人の娯楽って何?」中国では、パチンコ屋もなければ競馬場もない。博打といえば宝くじくらいか?私の感じる限りでは、この国の人たちの娯楽と言えば、トランプと麻雀だろう。(最近は、若者の間でネットカフェでのオンラインゲームがはやっているとのことだ)。
 とにかく、どこでもトランプをしている人を多く見かける(麻雀をしている人は年齢層が高い)。火車(列車)の中でトランプをしている人を見ても驚かなかったが、茶室でトランプをしている人の多さには驚いた。ちなみに、中国の茶室は、お茶と食べ放題のバイキングがセットになっている。併せて50元くらいかかるが、日本と違って食べ放題に時間制限がない。時間制限がないから、時間潰しにトランプをしているようだ。茶室で何時間も滞在し、しかも、トランプをしているなんて、日本なら店員に白い目で見られそうだ。最初は、そう思った。
 どこへ行っても、トランプをしている人が多いので、中国人はトランプをいつも携帯しているのか?と思いきや、トランプは茶室で販売しているとのこと。(この他に囲碁の貸し出しなどもある。)要するに、店側も最初から長く滞在してもらうことを狙って営業している。客の回転率を考える日本の喫茶店とは大きな違いだ。ちなみに、遊びが終わったら、トランプをその場で捨てて帰る。
 中国での外食は、一人でくつろぐには不適合。レストランや茶室は、仲間や家族で楽しい時間を過ごす場となっている。自己中心的な人が多いと言われる中国人だが、意外に日本人以上に仲間との和を大事にする民族のようにも見えた。(写真は、龍井茶で有名な龍井村の屋外茶室でトランプをする人たち)。

ケンタ 日本では、中国人留学生のアルバイトがしばしば問題視される。では、中国の大学生達は、どれくらいアルバイトをしているのだろうか?浙江大学の先生や日本人留学生、中国人大学生に尋ねると、「大学で講義のある間は、アルバイトはしていない。夏休みなどの長い休み中にアルバイトをするか、あるいは学内で留学生相手に中国語を個別に教える程度だ」という。日本の大学生が、大学に通うよりも多くの時間アルバイトに精を出しているのとは対照的だ。
 街の飲食店やファーストフード店で働く若者達は、大学生ではなく地方から出てきた子たちだという。では、その若者達は一体いくらで働いているのだろうか?ケンタッキーの店の前に、アルバイト募集の広告はあるが、時給が書かれていない。話によれば、ケンタッキーの時給は1時間5元くらいだと聞く。日本円に直すと時給70円!中国のファーストフード店は、少なくとも日本の10分の1の時給だ。
 こういう現実を目の当たりにすると、日本に来てアルバイトに精を出してしまう中国人留学生がいることも納得してしまう。もちろん、日本は物価が高いので、働かなければ食っていけないという事情もあるだろう。逆に、日本人が中国の大学に留学すれば、アルバイトがバカバカしくなり真面目に勉強するかもしれない?

6accbd6f.JPG 浙江世界貿易中心で「中国(杭州)第5届最佳人居環境展覧会」が開催されている。「中国人のあこがれの住まい」を知る上で、こういう展覧会に足を運ぶのも良いだろうと思い行ってきた。個人的には、モデルルームがあるのだろうと予想していたが、予想とは全く異なり、マンションの完成予想図と模型ばかりであった(写真)。日本のように、マンション設備の特徴をアピールするのではなく、どこに、どんなマンションがこれから建つのかを紹介するものだった。ただ、会場にはとてつもない数の人。「住宅購入を考えている人が、こんなにいるのか!」。内心、中国の住宅バブルの真相、ここにありと思った。
 しかし、来場者達の行動が面白い。彼らは、ブースでマンションの説明を聞くわけでもなく、ただひたすらブースで配布するパンフレットを集めている。どうも綺麗なパンフレットを集めることに喜びを感じているかのようだ。
 このことを中国滞在中の留学生に聞くと、「中国は娯楽が少ないので、こういう展覧会があると、購入の意思のない人が大勢詰めかけ、パンフレットを袋に一杯詰めて帰る」とのことだ。
 あこがれの住宅購入を考えているのではなく、綺麗なパンフレットを多く集めて楽しんでいるとは・・・。会場に行って感じたことだが、ここでマンションの契約をしたいとは思わない。そいう雰囲気だった。

西湖博1西湖
 西湖博の開幕式へ行ってきた。中国人歌手の歌を何曲も聴けた。日本で言う紅白のような演出。もちろん、女子十二楽坊も登場。屋外ステージも巨大なら、人の数も半端でない。写真は、ステージの様子と秋の花火。明日は西湖博の大花火大会がある。こちらへ来て花火を見る機会が多くなった。秋だというのに。(花火を打ち上げのは、季節ではなく祝い事ならいつでものようだ。)西湖博のHPhttp://www.xh-expo.com/main.asp

7fab6f68.JPG 宿泊先の近くに、杭州に住んでいた大富豪の庭園がある(正確には、野の下に土という漢字と園だから別荘の庭)。現在は、市民に開放された公園になっている(写真)。
 中国の富豪ランキングについて、ビジネスアイHPに興味深い記事があった。http://www.business-i.jp/news/china-page/news/art-20041015201516-QWEAQIQDDH.nwc
 現在、中国No.1は家電量販店の経営者。個人資産は105億元(約1365億円)だ。商人が中国No.1の大富豪とは、なんともこの国らしい。浙江大学でも経済学院(経済学部)と管理学院(経営学部)を統合し、商学院ができた。日本では、商学部という学部自体が少なく、経済学部や経営学部に寂しく学科があるくらいの位置づけだと思うのだが、こちらでは商が経済や経営を飲み込んでいる。こちらの先生の話では、「昔は商人の地位は低かったが、今は商業が中国経済を支えているという認識がある」とのことだ。世界的に見ても、商売の上手い民族の一つに数えられる中国人(華僑)。今、中国では商業を学ぶことが、富豪への道だと認識されはじめているのかもしれない。

d38e0de0.JPG 中国滞在1ヶ月だからと言うわけでもないが、今日は散髪に行ってきた。徐君から、大学の側の床屋ならカット5元だと聞いていたが、宿泊先近くのちょっと洒落た所へ行ってきた。女性も来ていたので美容院だろう。
 ここ中国では、座席に座って、まずシャンプーをする。これが日本とは違い水を使わない。髪の毛を切る前にシャンプーをするというのも意外だが、この美容室では頭から耳、そして肩から指先、背中までマッサージをしてくれる。なんともサービスが良い。髪の毛を洗った後、カットが始まる。髪型を聞いてくることを予想していたので、「短く」という言葉だけ覚えておいた。うまく通じて、カットが始まった。普段は、千円カットのお店で髪の毛を切っているので、中国での散髪は妙に丁寧に感じた。問題は値段だが、中国でシャンプーとカットをすると一体、いくらなのだろう?お金の支払いで100元札を出すと、向こうが、ちょっと戸惑っていた。「紙に金額を書いてください」と言って書いてもらうと、「25」という数字。中国では、カットとシャンプー(マッサージ付き)で、たったの25元なのだ。日本円に直すと300円程度。日本の散髪屋が高いのか、中国の散髪屋が安いのか?よく分からなくなってきた。ふと、ここの美容師達の月給はいくらなのだろうか?と思ってしまった。(写真は美容師とカット後の私。国は変われど、美容師はヘアスタイルに気をつかっている)

 不動産 
 浙江大学で財務会計を専門としている高先生と話してきた。先生は中国株でかなり儲けておられるそうだ。趣味と研究が一致しているとはすばらしい。二人で中国の不動産についての話で盛り上がった。
 先生の言うには、中国の不動産市場は「バブル」とのことだ。日本、香港でも起きた崩壊が必ず起きると言っておられた。現在、杭州の都市部のマンションは1平方メートル当たり1.5万元まで上昇している。中国人の平均的なファミリーマンション(建築面積で130平米程度)を購入しようとすると、その価格は杭州人の平均年収の11倍だそうだ。世界的な水準は4-6倍だそうで、明らかにバブルだと言うのが先生のお話だった。
 確かに説得力のあるお話だ。ただし、バブルという現象を、単に都市部の平均所得の何倍でマンションを購入できるのかだけで説明するのには限界があると思う。とりわけ、中国と日本の不動産事情は、同じ不動産バブルには見えない。理由の一つは、中国都市部の交通インフラの未熟さだ。日本の都市部と杭州を比較すると、あまりに交通インフラに格差を感じる。杭州の不動産価格の上昇は、地方から都市部へ働き場所を求めて人が集まってきていることによる不動産価格の上昇だけではない。交通インフラが未熟なため、遠距離の通勤にあまりに不適合な都市だということも影響していると感じる。また、日本とは比較にならないほど、中国浙江省は外資系企業からの投資を促している。中国人にとって、高額な物件も日本人、欧米人にしてみれば未だ安い。不動産の上昇速度で見れば、かなり危険な価格水準だが、他国の土地バブルと同様に扱うのもどうかと思う。と言いつつ、滞在約一ヶ月の者がバブルでないと言っても説得力なし。株で大儲けしている先生が「中国不動産はバブルだ」というのだから、それを信じるべきだろう。

a66a7a34.dat中国料理といえば、ゲテモノが多いことで有名。中国人は泳ぐものは潜水艦以外、飛ぶものは飛行機以外、4つ足のものは机以外食べると聞いたことがある。この表現は大げさだとしても、中国人がおいしそうに食べている料理の中にも、日本人ではちょっと抵抗がある料理もあることは事実だ。
 今日は、先日食べてきた「鵞鳥の掌」を紹介する。鵞鳥(ガチョウ)?私も食べるのははじめてだ。最初、「アヒルの大きいのだ」「食用の白鳥だ」と説明され、中国では白鳥も食べるのかと思ってしまった。中国の辞書で調べるとガチョウという漢字の前に「天」をつければ「白鳥」の意味になる。食用の白鳥がガチョウだという説明も頷ける。
 ところが出てきた料理は、ガチョウの掌(写真)。足の形がそのまま分かる料理が登場した。ガチョウの足ってこんなに大きいのか!と思いつつ、食べるのに躊躇。すると、「ガチョウの掌は、昔は皇帝様が食べる高級料理だった」と説明された。日本人ばかりの観光ならいざ知らず、中国人たちがおいしそうに食べているので食べることにした。感想を言うと「おいしかった」。特に水かきの部分はおいしい。現地人に言わせると、トリも骨の周りの肉が一番おいしいそうだ。
 中国料理は、何のどこの肉か分かるように出てくる。実は料理名もそのままなのだ。「何のどこの肉か分からなかったら、高いお金を出して食べる気がしない」と中国人に言われたことがある。言われてみれば、確かにそうだ。加工され、食べるまで何か分からない肉よりも、一目で分かる方が安心だという感覚は、日本人にはなじまないが、本来、料理とはそうあるべきものかもしれない。

水墨「呉山天風」。清河坊のすぐ側。吴山広場から小高い山を登る。そこにも杭州市を見渡すには最高の場所がある。ただし、ここも山に入るのに20元。城隍閣に上がるのに25元。観光はお金がかかる。中は、ほとんど茶室。茶でも飲みながら、杭州市を眺めようと言う人が来るのだろう。上階では、水墨画を描いている人もいた。すばらしい集中力だ。私が側によっても気にもしない。占いにも挑戦した。出てきた番号は12番。「上上」。日本で言えば「大吉」。解読師がおり、適当な解説をしてくれる。くじを引いて10元。解読に5元支払う。解読の後に、お守りを勧められた。この国の占い師は、商売上手だ。さすがに購入は断った。(下は、吴山広場からの城郭の眺めと占いに挑戦)
吴山占

雷2
 西湖の観光名所の一つ。「雷峰塔」。この建物は2002年に再建された近代的な塔だ(写真)。入場料は40元。食べ物や交通費が安いだけに、観光地の入場料は高く感じる。それはそうと、この建物、エスカレーターありエレベーターありで、登るのは楽。小高い山を登り、長い道を歩かなければならない観光名所が多いだけに助かる。
 雷峰塔は、杭州人の好きな所の一つらしい。というのも、この雷峰塔には、有名な伝説があるからだ。雷峰塔の中にその伝説の一部始終が彫刻で残されている。簡単に話すと、人間に化けた白蛇女性と男性の恋の話だ。
 雷峰塔の最上階まで登ると、西湖が見渡せる。北は宝石山からの眺め。南は雷峰塔からの眺めと西湖は高い位置から眺めるのも最高だ。

カラオケ「卡拉OK」。日本語に直すと「カラオケ」だ。発音も日本と同じ。中国へ来て初めてカラオケに行ってきた。こちらの先生方と一緒だ。最近、日本でもカラオケ屋に行かなくなって久しい。日本語の歌も歌えるようにと杭州で一番大きいカラオケ屋へ行ってきた。2年以上、カラオケから離れているので、今の日本のカラオケ屋がどういうシステムでどんな機材が使われているのか知らないが、中国では既に曲目を書いた分厚い本がない。どうやって曲を入力するのかと言えば、写真のようなパソコン風の機械で曲を選択する。選択の仕方は、歌手別(写真も出る)、国別など8種類くらいの検索方法がある。もちろん、私は日本語のページを開いて曲を選択するのだが、予想通り曲は古い。久しぶりに、「北酒場」を披露したが、以前よりも下手になったと感じた。しかし、周りが日本語の曲を知らない人ばかりだったので、見事拍手喝采。それにしても、意外なくらい中国人はカラオケ好きだ。久々にカラオケ屋に4時間もいた。おかげで中国語の発音の勉強にはなった。
 土日は杭州観光に明け暮れたので、少しずつ観光や食事について書いていきたい。ネタが切れるどころか、増えている。

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