帰ってきた「再・見日記」

久しぶりに、不動産屋の社長と会った。
マンションをはじめとする不動産市況の話を伺った。
新築が駄目なようだ。ただ、私の保有するマンションのように価格の低めのものは、逆にニーズがあるようだ。
マンションの売却話はさておき、駐車場浸水の件で、火災保険の適用を確認してもらうことにした。

車両保険を利用すると三等級落ちると話すと、「等級ガードをしてなかったのか?」と指摘。
ネットで安くすませると、結果的に各種サービスを落としていた。

セコイ性格が、こういうときに災いする。

なにはともあれ、不動産は、しっかり社長に売ってもらい、過大な資産を保有しないようにしておこう

今、日本でもっとも巨大なスーパーはイオンであることは間違いない。
私も、最大手ということで期待している。

昨日は、商品券の損失といったしょうもないことを書いた。(ブログというのは、本音を書くものでないと思っているので)

しかし、決算書を読むと、イオンさんの苦しさが見える。PB拡大で粗利益改善といっても、1.2%。一方で、販管費に占める家賃などを削っているが、人件費が増加し、販売管理費は3.6%上昇。売上高販管比率37%は、あまりに高い。その上、営業利益に占める総合スーパーの割合が、4,2%。しかし、売上に占める総合スーパーの割合は73.6%。
見方によっては、大型スーパーを作って、多くの人を雇用してくれているわけだから、消費者にとって望ましい会社であり、決算かもしれない。


ちなみに、世界のトヨタの販管比率は10%台だったと思う。(もっとも、販売をディーラーに任せているという理由もある)

イオンは国内では、圧倒的なナンバーワンの地位を築き、高い販管費を売り上げでカバーすることが、この会社のビジネスモデルを維持する方法のように思う。一方、海外では、これだけの販管費がかかるようだと、とてもじゃないが通用しないのではないだろうか?逆に言うと、国内外の優良企業から学び、改善する余地が大きいともいえるが・・・

夏休みも近づくと、高校周りの依頼が来る。
志願者減少対策の一つ。
一応、希望は聴かれるが、割り当てがくる。
景気後退で、いっそう厳しさが増す今年の入試だけに、できることはやっておく。
これが方針のようだ。

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ジョイントコーポレーションの優待。
今年からバルスの商品が加わった。
カタログからの選択。

マンション購入1%割引券も付いてくるが・・・。

新興不動産に対する風当たりが強いため、すでに売却済み。

こうも不動産に逆風が吹き、不動産株の棚卸し資産の大きさを見ると・・・どうしても臆病になる。

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プロミスの優待申込み用紙。消費者金融株はメガバンク系と独立系で株価は二極化。武富士が、ここまで売られるとは・・・

c039edf3.jpg優待到着。穀物相場高騰でコーヒーも高くなった。優待で節約生活。

2a485a9d.jpg東急リバブルの優待。
カタログから選択できる形式の優待が多くなってきたように思う。好きな商品を選択できるというサービスはうれしいが、会社の宣伝になるわけでもなく、株主への過剰サービスのようにも感じる。

こういった優待を設置できるというのは、やはり儲かっているからなのだろうか?

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ペガサスミシンの優待到着。
郵便局の選べるギフト「花」。
なぜかラーメン選んでしまった。
ペガサスの高級ミシン、なかなかマニアには魅力だが・・・

ea39911c.jpg株主優待到着。しかし、ビックエコーが近隣にない。
CD選択も演歌歌手が大半。一万円分の優待券がCD一枚と引き替え・・・お得なのだろうか?

6121ff4a.jpgアサヒ飲料のアンパンマンキャンペーンのアンケートに答えて当選。懸賞に外れる気がしない。ただ、応募したことは忘れているので、当選したことしか記憶に残っていない。

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 ターボリナックス社が発売したWISPYを購入。といっても買ったのは一ヶ月前で、活用し始めたのは最近。
 かつては、かなり高かったが大幅値下げで安くなった。
用途はいろいろあるが、現時点ではポットキャストとして利用中。
 アップルのアイポッドと似た商品だと思うが、敢えてリナックス搭載のWISPYにした。理由は、とくになし。

 かつてライブドアがニッポン放送買収で大騒ぎになったことがあったが、あのころはなぜ今更ラジオ?と思っていた。しかし、ポットキャストを利用してみるとなかなかよい。ラジオだと音声が鮮明でないなど問題もあったが、ネットからダウンロードして聴くと音も鮮明。
 ネット企業が有力ラジオ会社を買収するというのも戦略として全くでたらめでなかったかもしれない。(もっともニッポン放送の保有株式が目的だったようだから
どこまでネットとラジオの融合を考えていたかはわからない)


 そういえば、ターボリナックスってライブドアの子会社だった。ライブドアという会社、それほど投資先は悪くない。不祥事が本当に残念。

49b1334d.jpgベネフィットワンの優待。福利厚生施設利用の権利。この冊子、私の保有株だけでも、他に二社が優待で採用している。一人で三つIDを持つわけだが、全く利用してない。

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かなり前から保有している銘柄。安く買ったので、保有していることを優待到着で知る。持っていることも忘れる銘柄というのは二通りある。安く買っていつでも売却できる株。損が大きく持っていることを忘れなければストレスが貯まる株。もちろん、前者が増えるのが望ましい。

c70f11e1.jpg今年はカレーが優待。

本日の日経新聞に「分譲マンション大手 在庫増 今期減益要因に」という見出しがあった。

大手の分譲マンション業者の棚卸し資産が軒並み増加している模様。
値引き販売を検討しており、採算悪化は避けられないという記事。

なぜこうなったのか?
最大の理由は、土地の値上がりを見込んで積極的に土地を仕入れたことにある。
様子見をしていればよかったのに、・・・と感じてしまうが、この辺の判断は仕方ないように感じる。

金利上昇観測もあったわけだから、早めに土地を仕入れておこうとするのも経営判断として誤りとはいえない。

バブル崩壊後、分譲マンション業者で成長した会社の多くは、自社で販売部門を持っているところが多い。自分たちで開発した物件を自分たちで販売するから、早く売れるし、儲かる。しかし、昨今の業績動向を見ると、この販売部門の存在が重荷になっているようだ。

よいときは、自社物件を積極的に販売してくれる販売部門の存在が棚卸し資産の回転率を上げた。しかし、販売部門の存在を過大評価し、その結果、積極仕入れと開発を高スピードで行ったツケが重くのしかかった。その上、回転率を上げるために、値引きが増える。かつては強みとして存在していた部門が、一転、重荷になってしまう。


もともと分譲マンション業者というのは、走り続けなければ経営が危うくなる業界でもある。走り続けるために必要な部分の充実は、当然不可欠。

以前、新興分譲マンション業者は、営業力のある販売部門をゆうし、短期間で完売する力を持っている。だから成長が約束されているといい面を評価していたが、なかなかうまくはいかないものだ。

もっとも、マンションを買おうかな?と考えている人にとっては、ここ1,2年くらいは在庫処分でやすくてには入りそうだが・・。

北京行きは3名。
職員、教員の北京行きもよいが、やはり学生に出場してもらいたかった。

北京への切符を争った選手以外に、けがで大学生活でのアスリートの立場を失った選手も数人知っている。こういう選手たちにも、競技以外で健闘してほしい。

それにしても、某種目では、出場枠を獲得していながら、二年連続代表になれなかった選手もいる。結果がすべての世界だから仕方がないものの、オリンピック選手であるのと、惜しくも二位の選手だったというのでは扱いも将来も違ってくる。

ただ、こういった厳しい世界で生きてきた人であれば、どこへ行っても通用するだろう。

8月下旬は、私も北京へ行かなければならない。
世界のアスリートの競技を拝見できるというのは、またとない機会。大変楽しみだ。

昨年末から持ち株の上場廃止が増え始めている。
昨日、オークネットがMBOで上場廃止することを表明。
TOB価格2100円。
優待狙い、高配当を理由に長く保有していた銘柄。
実際、オークネットの株主優待は、数ある優待銘柄の中でも良いと思っている。
私にとって、TOB価格は、買値の2倍以上。だから価格にも納得だが、そう安いときに購入して長期保有している株主は少ないようにも思う。

長期のチャートを見ると、こんな高値で購入しいていなくてよかったと思う反面、高値で買って塩づけしている人はやりきれないだろうと感じる。

株は長期で保有すれば報われるといわれている。が、周囲が大騒ぎして投資ブームのようなときに、時代の雰囲気に流されて株を買った人のほとんどが損を抱えているのではないだろうか?やはり株式投資は天の邪鬼な人間、精神的に強い人間でなければ儲けることができないように思う。

なにはともあれ、オークネット株にはお世話になった。
さて、次はどの銘柄が上場をやめるだろうか?

『日経ベンチャー』5月14日号に「廃校寸前の学校を大改革 入学希望者数を60倍に 偏差値を20も上昇させた6代目女性校長」なる見出しがあり、思わず記事を拝見。

学校再建、学校の経営危機は(一部の人にとって)旬な話題。

印象に残った個所を引用。

「学校の人気を上げるにはいくつかのセオリーがある。東大進学者を増やす、スポーツを強くする、かわいい制服にする、ユニークなカリキュラムを組むなどだ。
 でも、そうしたハードやソフトを整えるだけでは人気は長続きしない。生徒一人一人を認め、明るく素直にさせる仕組みがないと、逆にいえば、その仕組みさえあれば、勉強もスポーツもできるようになるんです。」


というところから話題が展開。

詳しい内容は紙面に譲り、結論から言えば、「教師が生徒一人一人を見ているよ」というメッセージを送ることと生徒が活躍できる「舞台」を学校の中に作ること。

地味で目立たない子、少し反抗的な子に対しても、小さい成果を出したときに褒めることでスイッチが入る。スポットライトが当たると、ほかのこともできるような気がして、どんどん伸びていく。

教育産業における再建というのは、こういうものなのかもしれないと感じる記事だった。

しばしば、学校再建はスポーツ強化、有名大学進学率Upに偏る。しかし、よくよく考えてみると、スポーツができて評価された学生は輝くだろうし、有名大学に入る学生も自信がつく。しかし、その背後で、誰からも注目されないで脱落していく学生が多くいては元も子もない。

よい部分だけ残して、残りは見捨てるということが、教育産業では本来できない。ここに学校再建の難しさがあるように思う。




 [東京 16日 ロイター] ぴあ は16日、社員数の約3分の1に当たる90─100人の希望退職者を募集すると発表した。チケットシステムの不具合を主因とした業績悪化を受け、人件費の圧縮を目指すとしている。5月19日から30日まで募集し、退職日は9月30日を予定。会社都合の扱いによる退職金や特別退職金の支給、再就職支援をするという。関連費用約12億円は09年3月期に計上するが、15日発表の業績予想には織り込み済みという。同社の4月1日現在の社員数は311人。

ぴあが社員の三分の一に当たる人数の希望退職者を募集。
退職金とそれに関わる関連費用で12億計上。100で単純に割れば、一人当たり1200万円。再就職支援のコストもあるわけだし、勤続年数、年齢もあるので、そう単純に退職金の金額ははかれるものではないが、おおよそ一年分の給料を特別加算か?。

しかし、この時代、希望退職を行ったというくらいでは驚きもない。ただ、ぴあという上場企業が三分の一もの人数を募集することには、若干驚きもある。(業務に支障はないのだろうか?社長の責任は?)

ぴあという会社にとって、人が最大の資本だったようにも思うが・・・。会社の資源としての人というのは、実は大半が単なるコストだったのだろうか?

リストラをすると株価が上昇することもあるので、やはり世間は、コストと見ているのかもしれない。いい人が辞めなければよいが・・・

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